Wednesday, November 02 2016

程度の良さにカスタムをお預け /DATSUN 240Z

先にぶっちゃけておきますが、本来ならエリアアグネスで取り上げる予定のないクルマでした。何かひとつでもカスタムしているクルマを取り上げるつもりだったので「あれ?ノーマルのクルマが来ているな…」と。けれど全部ご覧いただければ採用したときの私の熱量がきっと伝わると思います。

日本で親しまれているフェアレディZとは仕様が違う輸出モデルは、1969年から販売されました。その初期モデルが今回の240Zで、残っている台数が少なくとてもレアな存在です。

オーナーの辻壮人さんははじめから輸出モデルを狙っていたわけではなく、手に入れたZをベースにしてイジっていこうと考えていました。旧車専門ショップの「スターロード」さんにZを探してもらっていた中で、たまたま巡りあったのだそうです。

実はショップからこの話を受けたとき、クルマがまだ日本になかったので写真だけを頼りに購入を検討しました。本当に写真だけで決めていいのだろうか、ちゃんと手元に届くのだろうか、実はボロボロなんじゃないか…不安ばかりが渦巻きました。しかし届いてみるとあまりの程度の良さに驚き、カスタムする計画は先送りに。確かにこれはもったいない気がしてしまいますね。

外観で特徴的なのは、フェンダーミラーではなくドアミラー、しかも運転席側にしか付いていないこと。運転中につい探してしまいそうですが、所有から1ヵ月ほど経ち、少しは慣れてきたそうです。

左ハンドルであることはもちろん、メーターの位置や単位などの細かい部分からも輸出モデルであることがわかります。ラジオも当然アメリカ仕様なので聴くことができないのがザンネン。

エンジンは国内仕様がL20とS20の展開時に、輸出モデルではL24(L20のボアアップ)が積まれ、240Zはアメリカで人気を博しました。

昔からクルマが好きだった辻さんですが、旧車の世界に足を踏み入れたのはごく最近のこと。貴重な一台との出会いは、これからのカーライフを大きく左右するトピックスになったことでしょう。

MAKERダットサン
MODEL240Z
TYPEHLS30
YEAR1970
COLORサファリゴールド

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