Wednesday, November 09 2016

旧車のマーケットリーダーが生み出すZ /NISSAN FAIRLADY Z S30

毎年オートサロンで行われている「東京国際カスタムカーコンテスト」、2016年 コンセプトカー部門の優秀賞を受賞したのが今回のZ。その他、国内外を問わず多数のメディアで取り上げられていますので、すでにご存じの方も多いことでしょう。

撮影当日はあいにくの雨にもかかわらず、無理を申し上げて撮らせていただいた写真の数々。雨の滴さえも味方につける肌ツヤの良さにため息。

このZはお披露目からもうすぐ2年になりますが、ナンバーを取得したのは最近のことだそう。ドアミラーなしで車検を通す計画をしていたのですが、陸運支局がまだ対応できておらず、時間がかかりそうだったので今回は断念。そのためこのドアミラーのままにしてあります。

L28改3.2Lのエンジンを積み、およそ380馬力。外観だけでなく中身も文句なしの一台に仕上がっています。

マシンの詳細については他にもたくさん情報があるので、今回は写真でお楽しみいただくとしまして…(手抜きじゃないよ!)

筆者はオーナー井上正嗣さんの魅力に触れ、つい話を聞かずにはいられなくなりました。旧車好きの間で知らない人がいないほどのショップとなったスターロードの社長は、一言で表すならば「おかげさまの人」でした。

20歳前後の井上さんにはプライベートでの“ご縁”もあったのですが、「25歳まではとにかく遊ぶ!」と決め、働いたお金をつぎ込んでとことん遊び尽くしてきました。やがて訪れた自分との約束をきっちり守るため、それまで仕事で乗っていたトラックからも卒業し、中古車販売業をスタートさせることになったのです。

親に頭を下げて保証人になってもらったという200万円を元手に、解体屋から仕入れたクルマを周りの人に買ってもらうところからスタートしました。時代がよかったと井上さんは謙遜しますが、年商1億円を稼ぎ出すまでにそう時間はかからなかったそうです。立ち上げから24年、「人に助けられたとしか言えない、当時も今も。」 筆者がいくら井上さんの成功の秘密を探ろうとも、この言葉にしか辿り着かないのが嬉しいような、悔しいような。

社長であり、デザイナーでもある井上さんは、これまでにも数々のパーツを世に送り出してきました。このホイール(グロースター)もそうですが、アタマの中に描いているものからカタチにする作業は早いと数日間で完了。その間はひたすらそのことばかりを考えて、ほとんどのことをスタッフにお任せしてしまうそうです。いつものおっとりとした口調や優しい表情からは想像がつかないような集中力で、現代の旧車ブームの最先端を走っているのですね。

MAKERニッサン
MODELフェアレディZ
TYPES30
YEAR1975
COLORオレンジ
WHEELGLOW STAR F:9J-53, R:12J-60
TIREP7 CORSA Classic F:235/45R15, R:305/35R15
SUSPENSIONSTAR ROAD
ENGINEL28改3.2、380ps (279.5kw)
EXTERIORSTAR ROAD

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