Wednesday, April 19 2017

絶賛上昇中 田口和也選手のマシンとは /NISSAN SILVIA S15

Team UPGARAGEのドライバーとして、アップガレージの正社員として、2014年から奮闘中の田口和也選手にお話を聞きました。

学生時代からこれまで、S15シルビアに乗り続けて4台目。田口選手といえばS15という印象も定着してきました。アップガレージに入社した年はD1SL(ストリートリーガル)にマイカーのS15で出場しましたが、クラッシュで大破させてしまう苦い思い出も。箱替えやアップデートを繰り返しながら2017年もS15でシリーズを戦っています。ちなみにメーターとヘッドライトはずっと引き継いでいるそうですよ。

子供のころから「レーサーになる!」と決めていた田口選手が、サーキットを走り始めたのは高校1年生のとき。30ソアラを5万円で買い、免許がないのでサーキットまでの運転を周囲にお願いして練習していました。ほどなくして地元北海道で出場したドリフト大会のビギナークラスで、まさかの予選落ち。「思い出づくりとして出場した」はずだったのに、これが相当悔しい思いをしたそうです。今思えばこの“予選落ち”が、田口和也“選手”にさせた直接のきっかけかもしれません。

D1GPやフォーミュラDなどの大会では走行時に車載カメラが付くのですが、大会側の担当者からは「田口選手のチームは他と比べて圧倒的に無線での会話が多い。」と言われたそうです。走行順を待つ間に何を話しているかというと、コースコンディション、別のドライバーに関する詳細な情報、特に次に対戦することになりそうな相手の“今日の”走り、そして動画を見ながらの意見交換です。「今どきって言われそうですけど、やはり走行動画を撮って手軽に共有できることにはだいぶ助けられてますね。」と、戦略を練る上で走行動画は欠かせないツールのひとつになっているようです。

どのドライバーも“相手がこう来たらこう、あっちならあれ”というような引き出しをたくさん持っていて、ベテランドライバーともなればその数は計り知れないほどでしょう。まだまだ若手ドライバーの田口選手がその差を埋めるためには、新しいことをどんどん取り入れる必要があります。「(動画を使ったその場での検証は)みんなが真似してくるのでは?」との問いには「その頃には僕らはもう次のステージにいますから!」と頼もしいお答え。

マシンの調子もよく、結果は年々上昇中。当初は現地であれが壊れた、これを用意しなきゃとマシンを直すことばかりで頭がいっぱいになっていましたが、今は信頼できるマシンメイクと、心の通ったチームメンバーのおかげでレースに集中できるようになりました。
最近は“軽さ”をテーマにマシンづくりを進めていい方向にむかっていますが、SRエンジンの限界も感じつつ追走で引き離されてしまうのが現在の課題だそう。

いま出場しているD1GP、フォーミュラDで結果を残すことが直近の目標ですが、より相性のいいフォーミュラDについては早くシリーズチャンピオンを獲得して、本場のアメリカで戦うことを目指しています。(シリーズランキング上位者にアメリカ大会の出場権利が付与される。)

いわゆる一般的な走行会にはできるだけ参加しているそうで「気付きが多いから意識して時間をつくっています」とのこと。確かに制限の多い状況で磨けることもたくさんありますね。
24歳にしてドリフトキャリアは9年目、トップカテゴリーでは3年目、さてそろそろ…!!

取材メモ

レースウィークは母校であるNATS( 日本自動車大学校)の先生やOBが中心に集う「タグチカズヤ被害者の会」~もう明るくなってきましたが、まだやるんですか?~ のメンバーがサポート。海老原先生に近況を聞くと「マシンそのものも良くなっていますが、それ以上に変わったのは精神面ですね。うまく乗れているのでもっと煮詰めたいです。」と教え子の活躍に目が細くなります。第一印象は素直でマジメな田口さんなのですが、実はちょっと、いや、相当おっちょこちょい。そんなところもつい助けたくなる一因かも…?

MAKERニッサン
MODELシルビア
TYPES15
COLORイエロー
WHEELウェッズスポーツ TC105N 9.5Jx18+10
TIREケンダ カイザーKR20A F:255/35-18 R:265/35-18
SUSPENSIONサスペンション:DG-5、Fナックル:RYO JAPAN、Rナックル:wisefab、オグラクラッチ 1000F、プロジェクトμ FORGED スポーツキャリパー SIDE-B
ENGINESR20DET(東名・2.2L)、トラスト TD06-25G、繁原製作所オリジナルシーケンシャルドグミッション
INTERIORBRIDE ZETAⅢ
EXTERIORBN SPORTS

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