このFD3Sに乗りはじめてからはまだ4ヶ月というオーナーのヒロセブンさん。しかしこれまでに FC→FD→FD→FD と、愛を込めて変態と呼びたくなるような(笑)乗り継ぎリレーをしてきました。
もともとはショップの社長のクルマ(ボディ)でしたが、事故をきっかけに譲ってもらうことになり、エンジンを含めパーツをほぼすべて移植したのだそうです。
このFDの最大の特徴といえば、なんといっても20B、3ローターのNAが搭載されているということ。「それまでは13Bシングルターボ仕様に乗っていたのですが、街乗りもサーキット走行にも使っていたので何度かエンジンブローしてしまって…」そんなときに専門ショップである佐藤商会で3ローター化の話を聞き、今後も長く乗ることを考えて“20BのNA”を決意したのだそうです。
「独特のサウンド、レアエンジンの所有感、いろいろ考えて…あとは勢いです。」その時にオートサロン2015の出展も決まり、のちに2017年にもお披露目を果たしています。近所に買い物へ行くのも、鈴鹿、富士、三河などのサーキットを全開走行するのも、大好きなこの一台がすべて叶えてくれるというかけがえのない存在になりました。
今回のイベントでドレコン(ドレスアップコンテスト)があると知り、これを機に出口をチタンに、キャリパーをイエローに変えました。
快適装備全完備という室内。運転席からの眺めは、心を落ち着かせてくれるというヒロセブンさんの拠りドコロでもあります。
「このスタイルを崩さないようにイジっていきたいですね。まだ(完成形の)75%くらいの出来なので!」と次なる計画に笑みがこぼれていました。苦楽を共にしてくれる相棒とのカーライフはまだまだ続きます…!
取材メモ①
2017年6月18日に行われた静岡セブンデイにて取材をさせていただきました。セブンデイという名前にとらわれず、ロータリーエンジン搭載車が会場を埋め尽くし、あいにくの天気ながらも多くの来場者で賑わいました。
取材メモ②
参加者の“お気に入り”投票で決まるドレコンの優勝車両です。どのセブンもステキですが、同じセブン乗りも認める一台ということに納得です。
MAKER | マツダ |
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MODEL | RX-7 |
TYPE | FD3S |
YEAR | 1996 |
COLOR | レッド |
WHEEL | RAYS |
TIRE | DUNLOP |
SUSPENSION | HKSハイパーマックスⅢスポーツ/LAクラッチ、純正改ミッション/プロペラシャフト/PPF、マツダスピードLSD |
ENGINE | 20B NA仕様(サイド)、RS・PANTERAオリジナルインマニ/オリジナルエキマニ/カーボンテールマフラー |
INTERIOR | ワンオフ9点式ロールバー サイドクロス仕様、Defi3連メーター、オートゲージタコメーター、カーボンパネル、ラフィックスボス |
EXTERIOR | RS・PANTERAフロントバンパー/サイドフリップ/サイドスカート/リアバンパー、RE雨宮 ボンネット/ディフューザー、サンアイワークスGTウイング、craftsquareGTミラー |