あと10日程でいよいよD1-GP OSAKA DRIFTです。
今年はこの大阪の大会に冠スポンサーが付きまして” GLION OSAKA DRIFT”となりました。神戸に本拠を持つ”クルマの総合商社”である株式会社ジーライオンという会社に御協賛いただくのですが…この会社、トラストさんの親会社でもあります。
そうなりますと当然2台の35GT-Rは2日間共に追走に進出して欲しいところなのでしょうけど…
土曜日はもちろんシリーズ戦なので川畑選手は現在ランキングトップですから予選免除で土曜日の単走ファイナルから。しかし、末永正雄選手はまだランキング14位ですから、もちろん金曜日の予選から頑張ってもらいます。そう「予選を突破」しませんと筑波戦のような35GT-R対決が見られなくなりますからね。
では、日曜日はどうなのでしょうか? エキシビションですし、既に事前申し合わせの35GT-R対決になるように仕組まれてるのか? 何とこれがそうはなっていない(笑)実力勝負で土曜日同様ガチンコで単走を走り、そしてBest16に残らないといけないのですよ!日曜日はエキシビションとはいえ全ての走りをガチで頑張ってもらう、それが一番走りに迫力があり、その結果お客さんにも良い走りが見られるということになるのですな。
日曜日の単走ファイナル24台の走りは従来通りの2本勝負。ベストの得点で追走進出16台が決まりますが…実は24台は3グループ分けにされる予定でして、各グループの5台が追走進出。そして残りの一番得点の高い人(1人)がBest16進出となります。
何故この方式にしたのか? 実はこの3グループ分けがシリーズ戦とは違いまして、実に絶妙なグループ分け! とにかくそのグループのTOP5人が代表としてBest16に進出し、相手グループと戦うことになるのですが、果たしてどのグループの人が優勝するのか? そしてそのグループ分けとは…?? (是非考えてみてください!!まもなくD1オフィシャルWEBでグループ分けも発表されます。)
また、単走ではもちろんタイヤ交換出来ませんが、追走はタイや本数規定はありません! ですから思う存分タイヤを使い切ってもらいます。ですから天気も晴れて白煙モクモクが良いですね、とにかくタイヤの溝を気にせず思いっきり走っていただきましょう! ここが、シリーズの戦いとは違う、ガチのBest16追走でありながらタイや本数規制はなし!!というところです。
だったらシリーズ戦も本数規制なんかなくせば良いのに? そう思う方もいらることでしょう。でもシリーズ戦は違いを出す(成績を付ける)ためにやるのです。競技としてルールの中で成績を出した結果、メインと思っている日曜日のエキシビションに出られる権利があり、そこでは競技とエンターテーメントの両立をはかってもらいたいのです!!
競技ですからシリーズ戦はとにかく優劣をつけるため。そしてそこで優秀だったもほうが更に上に行けるように。そう、FIAの世界選手権ドリフトなんかもそうですね。D1-GPの上が出来れば、日本での普段のシリーズ戦は世界から見たらドメスティックな1戦。そこでの上位者が世界に行ける? そう言う考えで日曜日のエキシビションやってるのですよ(最近ですがね…笑)。
もちろん”GLION TOROPHY” ですから賞金も…凄い??となれば次の日がない日曜日も相当な走りが期待出来そうですね。
そうそう、次の日がないということで? もちろんやりますよ~大阪名物?D1団体ドリフト。土曜日は金曜日の予選落ちの3グループを予定。そして日曜日はそれに加えて単走ファイナル落ちの8台も加わって4~5グループの団体ドリフトが出来そうです。是非期待していてください!
ということで、まだ土曜日にするか?日曜日にしようか? 悩んでる方、お早めの決断とチケット購入をお勧めいたしますぞ! 今週末にはおそらくいい席は完売してしまうと思います。
もし、まだどちらにするか悩んでいるのならプチ情報。当日売りの立ち見席もありますよ!!2日間両方スタンド席が買えないという方は是非1日は立ち見席。もしくは両日立ち見でもいいかな?(笑)とにかく何が何でも観に来てくださいねーお待ちしてまーす。
2017 GLION OSAKA DRIFT
7月22日 (土)~23日(日)
舞洲スポーツアイランド空の広場D1特設会場
D1グランプリを始めとするクルマ系イベントのMCでおなじみ、愛称は「マナピー(マナP)」。元レーシングドライバー。引退後はMC業やレビュアー業だけではなく、バイナルグラフィック専門会社「MSR」代表としてデザイン業を行っている。1963年3月20日生まれ、東京世田谷区出身、途中2年間ブラジルサンパウロ在住そして現在、山梨県河口湖在住。