美しく輝くS30用最新マフラー
美しいクルマは時が流れても変わらずに魅力的だと思います。たとえば、日本車ではS30フェアレディZ。Zシリーズの中で、やはりS30が一番カッコいいと感じているのはボクだけではないでしょう。
最近でこそあまり見かけなくなってきましたが、それでもたまに走っている姿を見ると、あーカッコいいなぁ、としみじみ思ってしまいます。デビューしたのは1969年。そろそろ半世紀前のクルマになるというのがウソのようです。
S30に乗っている人は、パーツを揃えるのも大変なことでしょうね。L型エンジンのパーツや前後ストラットのサスペンションは、他の日産車から流用できるものもあるかもしれませんが、大きなパーツともなるとすでに廃版になっていて手に入らないにものもあるハズです。
そんなオーナーのことを思ってか、マフラーの老舗であるフジツボが何と新規でエキゾースト系を開発し、販売を開始したんです。いやー驚きです。もちろん、フジツボでは古くからS30のマフラーは製造していました。でも、今回の製品は今までのものを再生産したのではなく、新開発なんです。
2シーター専用に開発されたこのマフラーセットは、タコ足とマフラーがセットとなっていてローダウン車にも対応するのが特徴です。パイプ径はφ45-50.8のフルデュアル。上下2段2本出しのテールパイプが抜群にカッコいいですね。
車体の下に隠してしまうのが惜しいくらい美しく光り輝くフジツボ製S30用マフラー。ガレージに展示しておきたいくらいです。お値段は税込み27万6480円。その価値が十分にある製品ではないでしょうか。S30を持っていたら、つけたいなぁ。
いま見てもハッとするくらい美しいスタイルのS30Z2シーター。このマフラーセットは、ローダウンしたクルマでもクリアランスが保てるように設計されているようです。
そのためにタコ足からテールパイプまでセットで設計されているので、従来のフジツボ製タコ足やマフラーとの組み合わせは不可とのことです。
小さい頃からのクルマ好きが嵩じて、学生時代よりカー雑誌の編集部員に。カー雑誌を多く出版する㈱三栄書房で、モーターファン、オプション、ゲンロク、カーグッズマガジン、ニューモデルマガジンX等、多くの雑誌編集に携わり、現在はフリーランスライターとして活動中。クルマはもちろん、カー用品も大好きで積極的にテストもしている。
また、ミニカー、プラモデル、スロットカーなどクルマ系のオモチャも
ネコと同じくらい大好きだ。