ウホッ! もう2月だぁ。早いもんですね。なんだか忙しくてしょうがなかった年末に比べ、1月はほとんど仕事もせず(笑)、特に後半なんて、ひたすら部屋の片付けと、確定申告用の帳簿作りに没頭しておりました。おかげですっきり……とは、まだまだならず、何しろ今の仕事部屋に移ってきてから3年になるんですが、まったく手つかずの場所もあり、ホントなんとかしなくちゃ、という感じです。思い切って、断捨離か!
何はともあれ、2月に入ったっていうことは、まもなくオフシーズン終了ってこと。そう思えば、心ときめいてまいります。今年の一発目は、鈴鹿サーキット。2月18日の鈴鹿クラブマンレースから、シーズンインとなります。新設されるカテゴリーはないので、目新しさには欠けてしまいますが、「そんなの関係ねぇ!」(古いか)。サーキットにいられる、レースが見られる……ってだけで、私は幸せであります。今年のクラブマンはは7戦中2戦の取材を予定していて、ちょっと少なめなんですけど、それはまぁ仕方ない。その分、テンション高めで、濃い取材をしたいと思っています。
ぶっちゃけ誰が出るのか、今の段階では分かりませんから、誰に注目とか、どのレースに注目とか言えませんけれど、きっとどのレースも熱いバトルを披露してくれることでしょう。個人的には、それまでに確定申告を終わらせておきたい(笑)。会社勤めの方はご存知ないでしょうが、確定申告を早く提出すると、早く還付金も入ってくるんです。切実……。
あ、話が変な方に飛んだ! 鈴鹿クラブマンの開幕戦、例年だと西コースでの開催なんですが、今年は東コースでの開催に。西コースでの観戦は「通」には向いていて、バックストレート脇の土手に上がると、いっぺんにいろんなセクションが見られるのは、以前にもお伝えしたとおり。ただ、そこは吹きっさらしだから、雨が降ったり、ちょっとでも風が吹こうものなら辛いんですよね、この時期。西のパドックにあった売店も、ずいぶん前になくなっているから、昼食もあらかじめ用意しておかなきゃならないし。気軽に観戦というわけにはいかないんです。
だけど、東コースでしたら、のんびりスタンドで観戦できるし、パドックや遊園地まで足を伸ばせば、食事に困ることもありません。オフシーズン、悶々として、「レースが足りない!」とか思っている私みたいな方、確実に存在すると思います。もう1か月ほど経てば、今度はビッグレースの公式テストなんかも行われますが、今シーズンのキックオフは鈴鹿クラブマンの開幕戦でいかがでしょう? さらに西にお住いの方は、もう1週間だけ我慢していただいて、OKAYAMAチャレンジカップの開幕戦を是非!
今年の新たな主役を探しに行きませんか。これが実に楽しいんです。特にスーパーFJなんかは、間違いなくチャンピオンは卒業しているはずで、継続参戦のドライバーがどこまで伸びているか、あるいは今まで全然マークしていないドライバーが急に化けたり、もちろんルーキーがいきなり活躍してびっくりさせてくれるかもしれません。そうだ、そうだ、FJ1600の頃には、すでにステップアップを決めている前の年の上位ランカーが、開幕戦だけ出て足跡をしっかり残して卒業するなんてこともありましたね、鈴鹿では。
とにもかくにも、そうして主役になりそうなドライバーを見つけたら、1年間すごく楽しいですよ! 実際に第2戦以降見られなくても、リザルトで自分の目が正しかったか、確認できるんでね。正しくなかったら? その時は軌道修正(笑)。そんなことをずっとやっています。あ〜、待ちきれない今年一発目のレース。もう妄想開始です!
モータースポーツジャーナリスト。大学在籍時からモータースポーツ雑誌編集部に加わり、90年からフリーランスに転身。以来、国内レースを精力的に取材。本当に力を入れたいのは、非メジャー系レース。特にエントリーフォーミュラのスーパーFJに関しては右に出る者はいないが、並ぼうとする者もいないのが悩みの種?スーパーGT(主にGT300)とスーパー耐久は全戦取材を予定。6月14日生まれ、東京都出身。