今年のD1-GPシリーズのスケジュールが年頭のオートサロンの時に暫定で発表されたまま、正式にアナウンスがされていなかった…と、おもったら、こっそりとD1オフィシャルWEBサイトに上がってました (記事として発表はされていないが)。暫定発表の時は開幕戦と第3戦が未定となっていましたが、ひとまず全て発表出来る段階になったようですよ! そしてよーく見てみますと、いゃー今年は凄いことになりそうですね!何しろまさに戦いは九州から北海道まで日本全国のサーキットを股にかけて戦うことになるのですから…
まず、ほぼほぼ知れ渡っていたと思うのですが、開幕戦は大阪舞洲です。USJがある桜島駅よりバスで5分ぐらいのところです。ここ3年は開幕戦はいつもお台場でしたが今年のD1は2013年以来の「大阪ドリフト」から開幕いたします。いつも何かが起こる?「大阪ドリフト」。開幕ということで新車が投入されたり、チームの移籍やタイヤの変更等出来るだけ走行時間が欲しいところを、少ない走行時間の中でどこまで仕上げて来られるか? やはり何かが起きそうですな。
そして、第2戦は2014年から4年ぶりのオートポリスです。D1名物の超高速進入ドリフトが久々に復活します!もちろん逆走コース設定です。200km/hを越える速度からの進入はやばいっす!追走なんかマジやばいっす(笑) 九州地区の方、ホントお待たせいたしました!約束は守りましたよ〜!! おそらく今年のスタート地点は例年の場所より少し前にするかもしれませんね。何しろ4年前よりパワーもタイヤグリップも相当アップしてますからね。前の位置からスタートしたら230km/hぐらい出てしまう?かもしれませんので、うまく200km/hマックスぐらいに調整されると思います。それでも十分興奮MAX。
で、問題の第3戦ですが、遂に「北海道ドリフ」が実現します。場所は帯広の十勝スピードウェイーです。ワタシも久々5年ぶりぐらい?の十勝です。北海道も九州同様、D1ファンの方々からは見捨てられたと悲しいお言葉を沢山言われ続けて来ました!しかし遂にD1が北海道に上陸しますよ〜!!
コース設定は未定ですがもちろんレーシングコースのコーナー3〜4つを使う予定となります。ということはメインストレート部分ではないと思います。この辺りはまだ図面上でのプランなので実際は現地視察で決まるのですが…まだ雪が…。ですので4月ぐらいに現地に行ってコース設定することとなるのだと思います。とにかく楽しみにしていて下さい!そして絶対観に来て下さい!チームの皆さんも遠いしお金も掛かるしとブツブツ言いながらも初の北海道でのD1を楽しみにしている様です。そうそう、6月の頭なのでもちろん梅雨の心配も要りませんしある意味1番いい季節かもしれませんから飛行機で観光がてら観に行くっていうのも良いと思いますよ〜!!
そして第4戦の筑波は梅雨の時期から梅雨明けの夏真っ盛りの頃になりました。このところいつも筑波は雨に翻弄されて来ましたから、良い時期に変更されましたね!で、コース設定はまだ未定ですが予想としてはメインのストレートは使うことになるのではないかな?と言う程度だけ言っておきましょう。
続いて第5&6戦はもうすっかり定着の夏のエビスのデュアルファイナルです。この2戦でいつものように最終戦お台場に出られる24名が決定します。ということで、今年も最終戦はお台場の土曜日です。日曜日は1年の総決算?D1ファン祭り?のエキシビション戦です。
と言うシリーズの予定以外に、今年もD1中国シリーズが5〜6戦と9月にはいつものロシアはウラジオストクでの「PRIMRING GPアジアパシフィック選手権」があります。そして更に、11月にはFIAの「インターコンチネンタルドリフティングカップ(IDC)」も開催される予定です。
その頃にはD1-GPシリーズもFD-USAシリーズも終わっていますので昨年以上のレベルの高い戦いが予想されます。楽しみです!!
ということで、駆け足で今年のシリーズを紹介しましたが、とにかく是非ナマで1回はD1-GPの熱い戦いを見て頂きたいです。今年はとにかく九州から北海道まで駆け巡ることになりましたのでどこかのサーキットで1度はお会いしたいと思います。
更に詳しい情報はD1オフィシャルWEBサイト www.d1gp.co.jp まで。
D1グランプリを始めとするクルマ系イベントのMCでおなじみ、愛称は「マナピー(マナP)」。元レーシングドライバー。引退後はMC業やレビュアー業だけではなく、バイナルグラフィック専門会社「MSR」代表としてデザイン業を行っている。1963年3月20日生まれ、東京世田谷区出身、途中2年間ブラジルサンパウロ在住そして現在、山梨県河口湖在住。