先週は「ケロヨン号」の6か月点検、歯医者通院、そして床屋に行くなど、ようやく家族以外の人とお話しすることができました! いずれも不要不急の外出ではありませんが、点検や通院は宣言前の予約でしたし、床屋に関してはもう我慢ができず……。いずれも三密は回避できたので、ご容赦ください。
さて、39府県で宣言解除となりましたね。でも、県境をまたいでの外出は引き続き自粛を、とのことですし、そもそもモータースポーツ競技会の開催は、引き続き6月いっぱいはままならぬわけですから。なので、すでにいくつもの競技会が延期、または中止になっているのはご存知のとおり。開幕すら果たせていないシリーズがほとんどです。
7月からの開催は可能とされ、またJAFの全日本選手権、地方選手権は本来10月とか、11月までにシリーズを終了させなくてはならないのですが、これを12月半ばにまで延長。さらに全日本選手権の年間表彰式を、12月24日に行うと発表しました。ただ、これってちょっと無粋ですよね、クリスマスイブだもの(笑)。てか、地方から来る人は慌ただしく帰らなきゃいけないかもしれませんね、たぶんホテルは取れないか、バカ高だと思われるので……。
ま、それはともかく3戦行われれば、シリーズとして成立することも明らかにされました。けど、これがハードル低そうで、実は高そう。通常は3月から11月まで、9か月要するものを、7か月で行わなければならないので、単純に2か月足りないというのと、日程の調整に困難を来すのは明らかなこと。
事実、スーパーGTやスーパーフォーミュラ、スーパー耐久といった、トップカテゴリーのレースしか代替日程が明らかになっていませんし、しかもシリーズ全部発表されたシリーズは皆無。スーパーGTのタイ、マレーシアといった海外戦は来年の1月開催も認められました。ただ、これは悪くない話だと思っています。日本じゃ、とても真冬にレースを開催しようなんて、今じゃ考える向きはありませんけど、赤道付近の国は年中、真夏みたいなもの。オフの開発時間が短くなるというデメリットはありますが、冬の時期に海を越えてレースというのは、ひとつのあり方だと思います。
話は戻るんですが、3戦でシリーズ成立というハードル以前に、シリーズの開催自体を断念してしまったケースがすでにあります。それがダートトライアルの関東地方選手権です。幸いにして第1戦を開催できたこともあり、あと2戦で成立可能なのですが、エントラントの方から移動に関する不安の声が多かったからと聞きました。最も人口の多いエリアだから、理解できなくもないというか。パチンコ依存症の方々とは正反対!
ダートトライアルも久々に取材をして、これからも縁が広がっていくのだろうと思っていたので、甚だ残念ではありますけれど、きっと苦渋の決断だったんでしょう、残念な思いは私以上であったのは想像に難くありません。いや、そんなレベルではないな。
ローカルレースに関しても、代替日程が明らかになっているのは、ごくわずか。改めて組まれたとして当初、取材を予定していたイベントも、きっとバッティングが相次ぐことでしょう。それは仕方ないし、今から心配してもしょうがない。前向きに考えるのみ!
さて、片付けは相変わらず順調で、雑誌以外の書籍はすべてピックアップし、それらをいちいち磨き上げるという作業まで完了しました。まぁ、雑巾で拭くだけですが。中には小学生の頃、読んでいた単行本なんかも出てきて、どうしようかと思うこの頃。役に立ちゃしないんですけど、こうまでの長く付き合ってきたら、そう簡単には捨てられません。あと、経年というのは明らかで、すげぇ埃まみれになっているものも。
とにかく明らかになったのは、今まで雑然と書籍を置いていましたが、きっちり収納しようと思うと、スペースが足りない! どうしたらいいもんでしょうか……。
モータースポーツジャーナリスト。大学在籍時からモータースポーツ雑誌編集部に加わり、90年からフリーランスに転身。以来、国内レースを精力的に取材。本当に力を入れたいのは、非メジャー系レース。特にエントリーフォーミュラのスーパーFJに関しては右に出る者はいないが、並ぼうとする者もいないのが悩みの種?スーパーGT(主にGT300)とスーパー耐久は全戦取材を予定。6月14日生まれ、東京都出身。