今年のモータースポーツの体制発表があちこちでされ、早いカテゴリーでは第1戦、第2戦ともう火花が散っています。
長いことモータースポーツを見ていると、応援したいチームが増えてしまい年々博愛主義者になっていきます。いい戦いが見たい!とにかく無事に!みんな頑張れ! …年のせいですね(笑)
最近は声援だけじゃなくて、直接的に応援する方法が出来てきました。個人スポンサーという制度で、個スポと呼んだりもします。チームによっていろいろですが、マシンに名前が書かれたり、限定のオリジナルグッズが購入できる権利を得られたり、イベントに参加出来たり、チームに直接お金を払ったぶん、他のファンが味わえないような特典がついてきます。
今年は2つの個スポに申し込んだのですが、そのうちのひとつについて。
D1GPやフォーミュラドリフトに参戦している田口和也選手をご存知ですか?
アップガレージの社員としてお店で働くかたわら、ドリフトドライバーとして成長中の若手有望株です。実はその昔、筆者はアップガレージの採用担当をしていまして、田口選手、いや、たぐっちゃんを採用したんです!←胸を張っていいよね
出会いは学ドリ(学生だけが参加できるドリフト大会)、そのとき彼は圧倒的な力をもって優勝したんです。これはスカウトせねば!ということでその場で一方的に内定を出してしまいました。あなたに来てほしいんです、お願いしますと。いやむしろ、あなたはここに来るべき!みたいな感じだったかもしれません。もちろんその後はゆっくり考えてもらいました。きっと他にもお誘いがあったかもしれませんしね。写真は本人のFacebookより。
2012年にフリーペーパーの取材させてもらったときのweb版がこちらにあります。確か本人もこの写真がとても気に入っているハズ。若いっ!!
後輩なのであんまり持ち上げたくはないのですが(笑)、ドリフトを抜きにしても採用したい人材でした。学生時代に打ち込んでいたことの取り組みかた、感謝していることをきちんと伝えられる姿、素直に力を尽くせるところ、仲間になってほしいと思っていました。当時まだハタチくらいで普段はのほほんとしてましたけど、そのくらい肝が据わっているほうが会社と合うかもしれません。入社前に当時のアップガレージの社長から、社員ドライバーとしての話もさせてもらいました。
ドライバーとして腕を磨くことに加え、スーパーGTではメカニックの一員としてプロの仕事に触れました。自分のお休みがほとんどなくなるくらいモータースポーツに浸かりながら、お店に立つことも手を抜けません。あはは、よく考えたらすごいな!いつ寝てたんだろう!←笑いごとではない
前置きが長くなりましたが、今年はついに個人スポンサー制度まで出来てしまうドライバーになったので、私もファンのひとりとして出資させてもらいました。登録名はもちろん「areaAgnes」、マシンにも名前を載せてくれるそうですよ。
昨年はフォーミュラドリフトで好成績を残していますから、今年はそれを上回るパフォーマンスを楽しみにしています。
登録したらさっそくオリジナルステッカーが届きました。想像よりサイズがデカすぎてどこに貼ればいいかわからなくなりましたが(笑)これはたぐっちゃんのお知り合いのかたがデザインしてくれたものです。ちょっぴり眠そうな目あたりが似てると思いますが、ファンのみなさまいかがでしょうか?
2016年7月からスタートしたエリアアグネスでは、カッコいいクルマやバイクの写真から、モータースポーツ、日常のカーライフまでさまざまな話題をお送りしています。編集部とは言いましたが、編集長不在、部員は1名です(笑)