週末にハコスカの整備履歴を確認してから続きを書きたいと思っていますので、今日はハコスカのお話はお休みです。
なので今日のトピックスは
・日本人より日本人
・女子高生の首都高爆走物語
・はい失格ー
の3本です。
そういえば、このサイトの名前はもう覚えていただけましたか。「アグネス」って誰やねん感がすごいと思いますが、文中に“筆者”とある私の名前、本名です。翻訳以外の原稿は全てこの「アグネス」が書いています。
日本に生まれて日本で育った日本人なのですが、近い親戚にフランス人、ドイツ人、アメリカ人、タイ人といろいろいまして、実はグローバルなバックグランドを持っていたりします。海外に住んだこともないし、語学が堪能なわけでもありませんが、おかげでどんな文化や特徴を持った人が現れようと99%驚かないという資質(?)があります。なので細かいことは気にならず、ストレスを知らず、のうのうと生きております。本人を見たことがあるかたはよくおわかりかと思いますが、顔も日本人より日本人してますので、オフ会などで見逃さぬようお願いします。
父親がクルマに係わる仕事をしていたので、クルマは身近な存在でした。小さい頃はクルマが好きというよりも「クルマに乗ると楽しいところに連れて行ってくれる」といういい印象を持っていました。クルマが好きになるのは必然だったと思います。
4月生まれの私は高校2年の春休みから教習所に通い、周囲の誰よりも早く免許を取りました。免許を取った1週間後、埼玉の秩父へ出かけるから運転すれば?と父に突然背中を押されました。当時は首都高2号線エリアに住んでいましたから、関越道まで首都高です。シュ、シュトコウ!!!
免許取り立ての女子高生にエルグラントと一家の命を託し、首都高C1を運転させるという暴挙に出た父を尊敬しつつ、ゴートゥーヘヴン号、出発。直後から電柱すれすれをまぁまぁの速度で駆け抜け、首都高おなじみの急カーブではブレーキングポイントがありえないほど奥だったりしましたが、無事に関越最初のパーキングに到着したと思います。今はけっこうノロノロ走ってますが、デビューしたての頃はグイグイのビュンビュン系だったのかもしれません。
ただ、この経験は私をクルマ好きにさせる第一歩でした。同級生よりも早く大人になったような気分でしたし、少々の自信がついたことは間違いありません。
でも私はすでにちょっとしたミスを犯しました。
AT限定で免許を取ったことです。
いや~今どきのクルマなんてATで十分だよ~という助言をしたのも父でしたが、父の想像を上回るトルクを持ってクルマが好きになったので、2年後には限定解除することになります。学生時代の7万円は大きかったですが、教習所に通うのも楽しかったです。
今はどうなっているかわかりませんが、私が限定解除検定を受けるときに必要だった乗車時間は所内で3時間。たった3回で坂道発進もマスターしなければならないのです。ところが、1時間目に教官から「それでMTはどれくらい乗ってましたか?」という質問。乗れないからココに来たのにその質問って…(笑)現実としては多くの人がすでにMTに乗っていたというわけですね。昔の話です。
私は完全に丸腰で飛び込んだので3時間でのマスターは無理でした。3時間終わった時点で検定を受ける資格はあったのですが「奇跡的に免許が取れても外に出る勇気ゼロです。」と伝えて自ら2時間追加講習を受けました。
5時間乗っていざ検定。坂道発進もできたし受かったなこれ!と思ったら最後の最後で「デデーーン!アグネス!アウト!」 エンジンを止めたあとにニュートラルのままクルマの外に出てしまったんです。正しくはローまたはバックギヤに入れる、5時間乗ってて誰も教えてくれなかったもーん!←全力で人のせい
免許を取って数年はここでは語れぬエピソードもちょこちょこありましたが、今は安全第一でそれなりに運転も慣れました。大きな事故やトラブルはなく、存分にカーライフを楽しんでいるのでありました。
みなさんの運転デビューはどんな感じでしたか?時々初心に帰って安全運転、これ大事ですね!
写真はバイクの免許を取ったときのものです。取材を兼ねていたので特別に撮影許可をいただいたのでした。顔が必死すぎる(笑)
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2016年7月からスタートしたエリアアグネスでは、カッコいいクルマやバイクの写真から、モータースポーツ、日常のカーライフまでさまざまな話題をお送りしています。編集部とは言いましたが、編集長不在、部員は1名です(笑)