毎日5時起きです。正直しんどいです(笑)。今回はいつもと違う場所に泊まっていたので、勝手が分からず、その分早く寝られてはいたんですけどね。まぁ、仕事というのは、何でもしんどいもの。いつものぼやきなんで、お気になさらず。
すでにチャンピオンを決めている佐藤蓮が、2戦ともにポールポジションを獲得。予選の序盤こそクリアラップが取れず、タイヤのピークを過ぎてからのタイム更新だっただけに、「コースレコードも狙えたはず」と悔しがるが、それでも他を圧したのはさすがの一言だ。第13戦の2番手は平木玲次で、3番手は平良響が獲得した。
決勝ではオープニングラップの5コーナーでアクシデントが発生し、セーフティカーが3周にわたって導入されることに。いつものようにリスタートで後続を引き離すことはできなかったものの、必死に食らいついてくる平木をまったく寄せつけることなく、しっかり逃げ切って、まずは10勝目をマークすることとなった。
「グッドでした! ちょっとアンダーステア気味だったので、明日はそこを改善して臨みたいと思います」と佐藤。3位は予選7番手だった、木村偉織が着実に順位を上げ続けてきて獲得した。
第14戦の予選2番手は三宅淳詞で、3番手は川合孝汰。決勝はまたしても佐藤蓮が好スタートを切り、2番手にはヘアピンで三宅をかわした川合が浮上。次の周の4コーナーでアクシデントが発生し、またしてもセーフティカーが導入される。5周目のリスタート明けに逆転を狙った川合ながら、タイヤが冷えていたことで直前の90度コーナーで、わずかながらもダートに足を落とし、その後の伸びを欠くことに。それでもトップを狙い続けていたが、佐藤はまったく隙を見せず。その結果、11勝/8連勝という未曾有の記録を打ち立てることとなった。
「この記録で終わらないよう、次のカテゴリーでもしっかり結果を出したいと思っています。来年のことはまだ何も決まっていませんが、海外を希望しています」と佐藤。川合に続く、3位は三宅が獲得した。
モータースポーツジャーナリスト。大学在籍時からモータースポーツ雑誌編集部に加わり、90年からフリーランスに転身。以来、国内レースを精力的に取材。本当に力を入れたいのは、非メジャー系レース。特にエントリーフォーミュラのスーパーFJに関しては右に出る者はいないが、並ぼうとする者もいないのが悩みの種?スーパーGT(主にGT300)とスーパー耐久は全戦取材を予定。6月14日生まれ、東京都出身。